長野県安曇野市にて外壁塗装と補修〈漆喰のひび割れ〉
2024/09/24
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
今回は、ご依頼を頂きまして誠にありがとうございます。屋根の漆喰部のひび割れを気にされ、お問い合わせ頂きました。部分的な補修で対応できる劣化でしたため、パテ処理をしたのち塗装を行いました。屋根の漆喰部は、面積としてさほど大きくはないものの、重い瓦を支える重要な部分です。瓦は長いものであれば60年程も寿命があるのに比べ、漆喰の寿命は20年から30年程度です。瓦よりも短いスパンでの手入れが必要となる点がポイントです。
施工前
ご心配されていた漆喰のひび割れです。漆喰表面の劣化が進行し、塗膜の保護性能が落ちると、重い屋根(特に瓦屋根)を支える部分に雨水が浸み、脆弱になってしまいます。今回のひびも目立ちませんが、悪化すると剥がれ落ちたりするため、早期に対応しておくことでメンテナンスコストを下げることができます。
施工中
洗浄
漆喰はタイルなどと違って塗り壁であるため、高圧洗浄をすると損傷する場合があります。高圧洗浄機に適さない建材に乱雑に清掃をし、トラブルとなるケースもございます。今回は高圧洗浄機を用いずに洗浄していきます。
養生
工事はまず養生から始まります。養生は、器物破損を防いだり、施工する箇所以外を塗料の飛散などから守る役割があり、プロとしての心構えが現れる工程です。万が一を防ぐために、丁重に気を配っています。
ひび割れ補修(パテ)
今回は、細かなひびであったため、漆喰を用いずにパテで補修することが可能でした。パテとは、凹みなど損傷がみられる箇所を埋めることのできる補修材です。補修材にはパテ以外にも種類があり、場合に応じて使い分けます。
ひび割れ補修(塗装)
パテでひびの溝を埋めたら、上から塗装して保護します。写真はパテ後に下塗りしている様子です。
効果をしっかり発揮させるために塗装は2回以上行うことが基本で、弊社ではコスト削減のために工程を飛ばすなどの低品質な施工は致しません。
2回塗装して乾燥させます。上塗りに使用致しました「パーフェクトトゥルーマット」は、仕上がり後に割れるリスクが低く、非常にマットな外観となることが特徴で、今回のようなケースに適しています。
完工
仕上がりの様子です。
塗料で保護された漆喰は、雨水の浸食に強いだけでなく、明るい白が引き締まった雰囲気に。
担当者のコメント
幅0.3mm以下、深さ4mm以下の軽微なひび割れを【ヘアクラック】といい、可能であればこの段階でメンテナンスしておくと、実害が出る心配はほとんどありません。しかし、今回のように手の届かない場所や、目につきにくい場所だと、そもそも気づくことができないケースもあります。住宅は、雨風のみならず、寒暖差や地震の揺れなどでも少しづつダメージを受けます。軽微なひび割れであっても、災害などで広がってしまうと、安全な暮らしを妨げかねません。そのようなリスクを下げるため、弊社ではご住宅のチェックをおすすめ致しております。お客様から見えない場所で故意に傷をつけるなどの悪質業者もおりますが、弊社では【一切】許しておりません。
ご興味のある方は、無料の現地調査をお気軽にお申しつけください。
現場住所 | 長野県安曇野市 |
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施工内容 | 漆喰パテ補修・塗装 |
施工箇所詳細 | 屋根漆喰部 |
施工期間 | 1日 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | 水性カチオンシーラー |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | パーフェクトトゥルーマット |
工事金額 | 4万円 |