Roof Painting
屋根塗装
屋根は建物の最も高いところに位置しているため、紫外線や風雨の影響を受けやすく、そのため外壁よりも劣化が早い箇所です。
屋根の塗装には外壁と同様に建物の美観の回復の他に、塗料が作る膜によって屋根材を保護するという役割があります。
塗料にはその種類によって耐用年数があり、それを過ぎると防水性などの機能が劣化し、雨や紫外線の影響を屋根材が直接受けてしまいます。もし雨水が建物内部に浸食してしまうと、家の内部の腐食や雨漏りの原因にもなります。
普段なかなか目に触れる機会がないためついつい忘れがちですが、屋根にもメンテナンスが必要です。5～10年に一度メンテンスが必要と言われています。最低でも新築から10年経過したら一度現状の診断を受けてみてください。
屋根塗装のおすすめ塗料
屋根塗装にどんな塗料が適しているかは立地や屋根の素材などによって異なります。一回のメンテナンス費用を抑えたり、あるいは塗り替えの回数を抑えたいなどお客様のご要望に合わせた塗料をご提案いたします。
こちらではこれまで弊社が数々の現場で使用した経験から、信頼できる塗料をご紹介いたします。
高光沢でスレートやトタンにも使用できる高耐久シリコン塗料
- メーカー
- 日本ペイント
- 塗料名称
- ファインルーフSi
- 塗料の種類
- シリコン樹脂塗料
- 特徴
- 日本ペイントの「ファインルーフSi」はトタン屋根やスレート屋根にも塗装可能なシリコン塗料です。強靭な塗膜を形成し、紫外線に強く外壁よりも劣化の早い屋根塗装の美しさを保ちます。
仕上がりは高光沢で、「ギラ艶感」のある塗膜です。積雪にも高い耐久性があります。
金属屋根塗装を長持ちさせたい方に！より耐久性の高いフッ素塗料
- メーカー
- 日本ペイント
- 塗料名称
- デュフロン４Fルーフ
- 塗料の種類
- フッ素樹脂塗料
- 特徴
- 日本ペイントの「デュフロン４Fルーフ」は樹脂にフッ素を使用したフッ素系塗料です。
シリコンよりも高い耐候性を持ちます。屋根の日射量は、日当たりの良い南面の外壁と比較しても2倍以上となり、真夏の表面温度は約50℃以上となります。こうした過酷な条件をもたらす日光、特に赤外線や熱に強い塗料です。
スレート屋根におすすめ！シリコングレードを超えるラジカル制御形塗料
- メーカー
- 日本ペイント
- 塗料名称
- ファインパーフェクトベスト
- 塗料の種類
- ラジカル制御塗料
- 特徴
- 日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト」はラジカル制御技術によって、塗料の劣化要因となるラジカルの発生を抑制し、シリコングレード塗料よりも高い耐久性を実現しました。
強じんな塗膜と優れた作業性が両立された高耐候屋根用塗料で、スレート屋根の塗装に最適です。
省エネと節電に貢献！屋根の表面温度を下げて快適な環境を作ります
- メーカー
- 日本ペイント
- 塗料名称
- サーモアイSi
- 塗料の種類
- シリコン系遮熱塗料
- 特徴
- 日本ペイントの「サーモアイSi」は屋根に塗装することで、日光に含まれる赤外線を反射し、屋根の表面温度の上昇を抑えます。
特に夏場は高温の屋根から室内へと熱が伝わることで特に最上階の部屋が高温になります。「サーモアイSi」は下塗りと上塗りのダブル効果で高い遮熱効果を発揮。屋根の温度上昇を抑えて快適な室内環境に貢献することでエアコンの設定温度を緩和し、節電や省エネにも貢献します。
屋根塗装の塗り替えのサイン
屋根は普段目に入りにくい場所なため、異変に気付きにくい場所です。実際に雨漏りなどの被害が出てから異常に気付く…という事例が大変多いです。
時々、道路の前などご自宅の屋根が見える場所から無理なく確認をしてみてください。
※屋根に登るのは危険なので避けてください。
屋根材の色あせ
屋根の色褪せは塗膜の劣化が始まっているサインです。すぐに屋根塗装をする必要はありませんが気づかないうちに劣化が進行する可能性がありますので、経過を観察して以上があったら専門家に相談するようにしてください。
苔や藻・カビの発生
苔やカビは湿気を好みますので、塗膜が劣化して防水性が低下しているサインで、色褪せよりも深刻な状態です。
苔やカビが生えるとその部分の水捌けが悪くなってしまうため、原因の特定や除去を検討していただく必要があります。
ひび割れや欠け
屋根に反りやひび割れ、欠けといった症状がある場合、屋根そのものが劣化しています。
そのまま放っておくと隙間から内部に雨水が浸入し、雨漏りの原因となるため、早急にメンテナンスを行うことをオススメします。
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