松本市笹賀にて玄関ドアの塗装メンテナンス〈サビ止め・雨樋交換〉
2024/09/17
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
今回は、ご依頼を頂きまして誠にありがとうございます。スチール製の玄関ドアの塗装ということでお問い合わせ頂きました。ドアの取り替えなど大掛かりになる前に、塗装メンテナンスで十分に守ることが可能です。
当初は、玄関ドアについてだけご相談でしたが、現地調査したところあちこちで劣化と錆びが見受けられたため、ご相談を重ね、まとめて対応させて頂くことになりました。雨樋については交換を行いました。
施工前
お悩みだった玄関ドアは、経年劣化により塗装が剥がれ、下地が見えてきています。このまま放っておくと、結露など、水気にさらされた時に下地にまで浸食が起こってしまいます。
雨樋と周辺の鉄骨部です。金属製の部分は全体として劣化が見受けられます。母屋を支える重要な部分ですが、このまま劣化が進むと、地震・台風などの災害時には特に危険性が増してしまいます。
施工中
ケレン作業
塗装の前に、まずケレン作業を行います。
金属部は劣化すると表面の凸凹が激しかったり、サビがついていたりするため、まずそれを除去します。軽度のサビには、サンドペーパーなど専用道具を使います。ケレン作業の目的は、ただ付着物を落とすだけではありません。塗装の土台の表面にやすりで微細な凹凸を施し、塗料の耐久性を大幅にアップします。長期的な完成度を大きく左右する工程です。
玄関ドアの塗装
養生には非常に気を配ります。
マイルドなブラウンでほっとするような雰囲気に。
塗料が水に馴染みやすい性質を【親水性】と呼び、今回使用した塗料「ファインシリコンフレッシュⅡ」で優れている特徴でもあります。一見「水が浸みこみやすい」と勘違いを起こしやすい名前ですが、実際は、水滴が表面に付着し続けることを防ぎ、塵・油分も同様に落ちやすい状態を保ってくれます。ひとつひとつの工程を丁寧に繰り返すことが、お客様に長きにわたって安心頂ける施工の基盤です。これにより、塗料の機能を最大に発揮し、光沢低下や色落ちも強靭に防ぎます。
付帯部塗装
鉄骨部にはサビ止め塗装を施しますが、今回は「ハイポンファインデクロ」を選定致しました。高水準の防錆力を持ち、乾燥も早いため施工期間の短縮に役立ってくれます。
変色が目立っていた鉄骨部は、一目瞭然に綺麗な仕上がりとなりました。この新しい塗膜により、紫外線・雨風にさらされて起こるさらなる劣化から保護することができます。
公式サイト▷お問い合わせから工事までの流れをご紹介
交換後の雨樋です。
たかが雨樋、されど雨樋で、新調するとシャープな美しい雰囲気を醸し出します。
完工
金属製の付帯部は、耐UV性・耐候性の強い新しい塗膜でしっかり保護されています。赤みがかった深い暗色で、ご住宅の印象を締める上質な仕上がりに。
担当者のコメント
付帯部は金属でできている場合が多い部位です。塗装メンテナンスをせず築年数が経つと、水気にダメージを受けることに注意が必要です。接合部がずれてしまったりなどの軽度な補修や一部交換であれば数万円で行えるところが、全交換になると数十万円掛かる場合もございます。弊社でも、長いスパンで一番コストを節約できるのは、定期メンテナンスであると考えています。
弊社は、地域密着を活かし、仕上がりの品質はもちろんのこと、費用面でも、保証面でもご安心頂ける施工を志しております。お困りごとの際や、ご住宅の状態をチェックしてほしいという際には、お気軽にお申しつけくださいませ。
現場住所 | 長野県松本市笹賀 |
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施工内容 | 玄関ドア塗装・鉄骨塗装・サビ止め塗装・雨樋交換 |
施工箇所詳細 | スチール製玄関ドア・鉄骨部・雨樋 |
施工期間 | 2日 |
工事金額 | 17万8千円 |
その他使用建材 | サビ止め:日本ペイントの「ハイポンファインデクロ」 上塗り:日本ペイントの「ファインシリコンフレッシュⅡ」 |